1947-10-23 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第27号
○松澤(兼)委員 漸次不在投票の制度は改善せられまして、船員等が賓際選擧權を行使できないというものがなくなつておることは事實でありますが、それにもかかわらずなお海員組合などからは熾烈な要求がありまして、さらに改正を要求しておるのであります。
○松澤(兼)委員 漸次不在投票の制度は改善せられまして、船員等が賓際選擧權を行使できないというものがなくなつておることは事實でありますが、それにもかかわらずなお海員組合などからは熾烈な要求がありまして、さらに改正を要求しておるのであります。
お話のように行政に關する知識は、従來の司法裁判所であれば、まことにこれは専門外のことであつたと思うのでありますが、新憲法後においては行政訴訟といわず、民事訴訟といわず、一切の訴訟というものは司法裁判所で扱うという點になつて、従つて判事の素質というものについても、行政裁判所の系統の人も最高裁判所にもおはいりになつてやつていらつしやるというような賓際の問題もございまして、その點も新憲法後においては解消をしてゆく
それでこれはお話のようにすぱつと考えていけば、確かに地方公共團體の選擧はまたそれでもつて一つの名簿をつくつたらいいじやないかという御議論が成立つと思うのでありますが、賓際問題としては、こういう衆議院議員の名簿があるわけでありまして、ほとんど違いがないのであつて、それをまた二つつくつていくということは、いかにもまつたく無駄な二重の手数を二度やるわけでございますから、それで衆議院議員の名簿がある、それで